ジオセントリック(普通の占星術)と違い、当サイトで鑑定に使用している占術は『9つの天体』と『角度(アスペクト)』の組み合わせで読み解いています。
月を除き、「地球」を含めた、たった9つの天体。
だからこそ、たくさんの要素を含んでいる天体。
あなたはどの天体から、どんな才能や目的を与えられているのでしょう?
きなこ
天体…星と交わした約束は、「才能」として開花し、「目的」を目指すと“角度”の「役割」を果たしていくようになっていきます。
そしてなぜか、この【魂】のとおりに生きていくと、人生が軽やかに動き出す人々が多いという…!
やっぱり【魂】ってあるのかもしれませんね〜。
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4つの機能(才能)をあらわす天体たち(水星、金星、地球、火星)
まずは、個人の才能に関わる4つの天体です。
太陽から近い軌道を周るこの星たちと縁の深い人々には、私が鑑定した中でも、おおよそ自覚してらっしゃる方が多いように感じましたね。
また、まだお若い方では「才能」として開花していなかったり、ピンと来ていない方も当然おられます。
“当たり前”と感じている事が、実は「才能」そのものなのですが、気づいていない方が本当に多いんですよ。
もったいない!
知性や頭脳労働に長けた「水星」
- 水星(Mercury)
- 太陽に最も近く、一番小さな質量の星
- 公転周期はだいたい88日
(なのでとっても機敏に動いている)
なんだか私が星を読ませて頂くと、だいたい皆さん持っていらっしゃる「水星」との関係。
言語やコミュニケーション以外にも、デスクワークが得意であったりします。
頭の回転が早く、読み書きが得意であったり、1を聞いて100を知るようなタイプがわかりやすいのですが、どのように使っているかは、人それぞれです。
機能(才能)
- 知識
- 思考
- 連絡、通信
- ビジネス、商売
- 気づき、直感
- テキパキ、スパスパ
- 言語化、会話、コミュニケーション
- LINEなどSNS
じっくり味わえる才能を秘めた「金星」
- 金星(Venus)
- 太陽系で大きさと密度の平均が地球と似ている星
- 公転周期はだいたい225日
「金星」といえば、ヴィーナス!愛と美の象徴でしょうか。
ヘリオセントリックでも、「金星」には女性性や、芸術といった意味あいがありますが、中でも「じっくりと感じる」という五感を通して受け取る機能が、才能として表れます。
けれども、「受動的」な才能は、スピード重視の現代では軽んじられてしまう場面が多く、ツライんです…。
HSPさんや、繊細な感性の方にやっぱり多い印象です。
機能(才能)
- 美、愛
- 豊かさ、喜び
- 感動
- 所有
- 芸術
- 女性性
- ゆっくり、じんわり、味わう(五感を満たす)
- 受動的
体感と今ここに生きるという実感の「地球」
- 地球(Earth)
- 水と酸素と多くの生命が暮らす私たちの星
- 「魂」が肉体を持って生活する舞台
- この地球視点の占いを「ジオセントリック」と呼ぶ
(古代から続く星占いのこと。ホロスコープ。占星術)
全ては実体験。体感から得たことを信じ、考え、行動する。
肉体を通して物事を判断したりする一方、「私」という個人や、「私たち」という存在を重視できる才能をお持ちです。
家族とか、チームワークとか、大きい意味では国とか。
テリトリーというか「範囲」という感覚があるのかもしれませんね。
機能(才能)
- 家族、自社、自国
- 文化、文明
- 変化、多様性
- 現実化
- 生命活動、肉体
- 今
- 身体感覚
- 全体の一部
湧き上がる思いのエネルギーで行動する「火星」
- 火星(Mars)
- 肉眼では赤く見える、地球や金星よりも小さく、水星よりは大きな星
- 公転周期はだいたい687日
勇気とか行動力とか、リーダーっぽい感じが凄まじい「火星」。
けれども、この「火星」を才能として持たれている方には、なぜか自覚が無いことが多いです。
じっとしていられない(行動したい!筋トレしたい!旅行行きたい!新しいことに挑戦したい!)人なので、陽キャ・パリピをイメージしそうなのですが、推し活・オタ活に精力的な人にも、「火星」と縁を持たれている方が多いですよ。
機能(才能)
- 想いが湧き上がる、発信する、推す!
- 自然と動いている
- 外に向かう力
- 行動力
- パワー
- 挑戦、サバイバル
- 男性性
- SEX
- 闘争心、エキサイティング
5つの「目的」を持つ天体(木星、土星、天王星、海王星、冥王星)
私たちの持つ「魂」へ、自分たちの専門性を広めたいという「目的」を持っている5つの天体。
なにを言っているのかというと、それぞれの星には専門分野があり、私たちが持つ「魂」は、生まれる時に彼らの力を取り込み、地球でその目的を果たすために生まれていたりします。
(と、私の一番強い海王星は言っている気がします)
太陽の周りを回る4つの天体より、さらに遠い5つの天体は、宇宙の深淵から得た知識やパワーを、地球という生命が生まれた舞台で発揮したいのかもしれませんね。
人と人とのつながりを広めたい「木星」
- 木星(Jupiter)
- 太陽系で一番大きな星で、ガスでできている
- 公転周期はだいたい12年
社会で生きていくためには、やっぱり木星的なパワーがある人って、中心にいたり「居場所」を作ることが得意なイメージがありますね。
けれども、がっちりとした組織的なつながりではなく、もっとゆるくアットホームな関係性を「木星」は示しているので、サークルとか趣味仲間とか、飲み友達やママ友とか、規則ルールががっちりしていない関係性が得意です。
一般的な占星術では、「拡大」とか「発展」とか、「幸運」を象徴する「木星」。
ヘリオセントリックでも、意味合いとしては共通する部分が多いですね。
地球で果たしたい目的
- 人とのつながり、ネットワーク
- みんなで、グループで
- 広がっていく
- 助ける
- 学び合い
- お祭り
- アットホーム
仕組みを持続し調和させていたい「土星」
- 土星(Saturn)
- 太陽からは6番目の星。木星の次に大きな星。
- 公転周期は大体29・5年
一般的な占星術では、「試練」の象徴となっている「土星」。
ヘリオセントリック的には、組織や団体、仕組みといった全体がよりよく長続きしていくことを目的としているので、人間社会にはなくてはならない目的をもった大事な星だなと感じます。
今の社会も、過去のがっちがち物質と肩書の概念で、ここまで維持されてきていたので、これからも「組織」を安定させるためには必要な力だよなぁと思うのです。
生物である人間も、生きていくためには本能的に「安定」は求めてしまうものだから、良いとか悪いじゃないものですよね。
地球で果たしたい目的
- 整える、構築する
- 調和、安定
- システム、構造
- ルール
- 統べる
- 型、フォーマット、枠組み
- 官僚組織、大企業
今在る仕組みを根本から新しく変えてしまいたい「天王星」
- 天王星(Uranus)
- 木星、土星の次に大きな星。ぎりぎり肉眼で最接近時には見える星。
- 公転周期はだいたい84年
変化と創造性をもたらす星。
時代の流れ…テクノロジーの発展の時に読まれる星ですが、何はとあれ「現実の仕組みを根本から覆したい」という目的を持つので、変わっている、新しいものが好き、人の話を聞かないようなイメージがありますね。
「土星」の安定から、徐々に生まれた「淀み」を消し去るために必要な「天王星」のパワー。
まさしくこの「風の時代」にはなくてはならないものになるはずです。
地球で果たしたい目的
- 根本から変える
- イノベーション(技術革新)
- 爽やかな風
- 宇宙の想いをカタチにする
- ハッピーエンドの少し手前
(起承転結の「転」) - 固着の破壊
- 孤高
ライトな高次元のエネルギーで世界を満たしたい「海王星」
- 海王星(Neptune)
- 太陽系の一番外側を公転しているガス惑星
- 公転周期はだいたい165年…!?
「高次元のエネルギーで世界を満たすこと」を目的としている星。
文字にすると仰々しいけど、ハッピーな感じを広めたいというライトなものらしいです。
物質に溢れた現代では、メンタルケアとか自己啓発とか、キラキラしたスピリチュアルがブームになってみたりしていますが、心を軽くするという目的なら納得です。
かくいう私も「海王星」が強いので、昔から「心」とか、「心を軽くすること」に興味がすっごいあります。
(心理学、メンタルケア、アロマ、リラクゼーション、ハーブ、漢方、占いとか)
地球で果たしたい目的
- 宇宙のエネルギーを下ろす時にすること
- (夢、ユーモア、奉仕、祈り、癒やし)
- スピリチュアル
- 心が軽くなること
- 目に見えない力
- 天国
- 惹きつけるもの
宇宙の真理を伝えるために!とにかく極めたい「冥王星」
- 冥王星(Pluto)
- 月よりも小さな準惑星で太陽から一番、遠い
- 公転周期はだいたい248年…
浮世離れしていると言うか、次元の違う人はもしかしたら「冥王星」との関わりが強いのかもしれませんね。
とにかく「極めたい」という目的が凄まじい星です。
太陽から一番遠く、銀河に一番近い星なので、宇宙の真理を知っている星でもあります。
真理、真実を知っているからこそ地球の生命に伝えたいのに、マニアック過ぎて伝わらない。
けれど、縁をもつ人々は、その極地へ至るために人間社会から姿を消すこともあるかもしれません。
本格的を好む皆さんですね。
地球で果たしたい目的
- 極める
- 真理、真実を求める
- 破壊と想像
- 宇宙の奥の奥の奥
- 輪廻転生、魂の進化
- 深い深いそのまた奥へ
- 古代文明
- 秘教的仏教、キリスト教
- 瞑想
9つの天体との関わり方で違う「魂」の性質
これらの天体の要素は、出生時のチャート図を読み解く他に、日々の生活の中で、感じ取ることも可能です。
誰が、いつ・どの性質を発揮して過ごしているかは、まさに人それぞれ、魂それぞれです。
そして、星との関わりが強すぎるために、コンプレックスとなったり、‘魂の飢え’として「こじらせ」ている人もいる現代。
能力(才能)に優劣はなく、得意不得意は「生かす場」と「扱い方」がわからなければ、開花しないもの。
人を羨むのではなく、素直に認めていける自分になりたいものですね。
性質となる天体とは
- 天体の象徴する内容は、魂によって感じ方・発現の仕方は異なる
- 天体の象意は、今生で関わる分野
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ご自分のチャート図と、「星の会合(影響を及ぼす星の配置)」を見返すことで、より深くご自分の体感を辿っていかれることもおすすめしています。