人はどこから来て、どこへ向かうのか?
遥か古来から、人は自分という存在について悩み、顧みては、「特別な使命」「特別な存在」ではないかと、その生命の在り方、使い方について自問自答を繰り返してきました。
今日の日本においては、スピリチュアル(霊魂)を、先祖の霊であるとか、不思議なもの、目に見えない不可思議なエネルギーとして、捉えるばかりでなく、サイキック(超能力)の一種であるように捉えて、ネットや雑誌などで目にするようになりました。
そもそもは、アメリカの「ニューエイジ運動」というものから、ヒーリングや癒やしに特化した日本独自の「スピリチュアルブーム」がTVを中心に大ヒット。
個性、個人を尊重する流れの中で、傷つき疲れた人々の心の隙間を埋め、時に返信させてしまうような錯覚を感じさせるほどの、一大ムーブメントとして広まったことが、余計に「スピリチュアル」ってなに?という私のような疑問と不信感を感じる人間を増やした原因ではないかなと思います。
きなこ
ちょっと真面目なスピリチュアルのお話。
でも私は専門家ではないので、見聞きしたお話です。
難しいですよね。
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医療分野で見るスピリチュアリティ
あまりにも「スピリチュアリティ」という言葉が難しいものですから、概ねウィキペディアを読んで「ふーん」と理解した気になって終わっていたのですけれど。
現在、WHO(世界保健機関)で『spiritual』が健康定義へ提案され、保留となっているようです。
WHOの健康定義の改正提案
Wikipediaより
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well being and not merely the absence of disease or infirmity.
「健康とは、完全な身体的、心理的、スピリチュアル及び社会的福祉の動的な状態(静的に固定されていない状態)であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
ここでのspiritual(スピリチュアル)は、「霊的」、「宗教的」という意味合いのようで、私達が生きていく上で、生活に必要な本質的な要素のひとつであると提案され、ただ今も保留(検討中?)になっているそう。
どうやらQQL(クオリティ・オブ・ライフ)には、宗教観があることが世界的には重要であるという考えがあるようなのですが、日本という神道なのか仏教なのか、はたまたキリスト教を信仰しているのか?人と地域によって、ごちゃまぜな印象が強いお国柄ではなんのことやら状態。
「宗教?」と、ほとんどの人が首をひねる筈なので、スピリチュアルに「信仰」や「個人的信念」といった精神性が含まれていることなど、「きっとすぐに思い至らないに違いない」と、失礼ながら自分目線で思ってしまいました。
【たましい】の健康を大切にする医療現場
私は全く医療現場に携わったこともなければ学んだこともないので、詳しく語ることはできませんが、上記のWHOの健康定義にも出てきたように、日本の医療現場においても、難病の方のケアなのでは重要に取り扱われている部分です。
きなこ
2021年12月に、祖父が急性したことで、一層に「たましい」ってなんなさ?急に死んだらどうなるの?という、なんとも言えない気持ちが生まれました。
人の生死は、生命を持つモノとしては当たり前だけど、残された人の「気持ち」という見えないところへの影響が大きいなと感じます。
医療機関のHPで初めて知った言葉もあり、自分の生についての悩みへのケアが自分の知らないところで行われているんだと知りました。
スピリチュアル・ケアとは?
がんという困難な病気に直面し、生きることそのものに疑問を抱き、自らの人生の意味、死後の恐怖などについて苦しみを抱くことになります。これらをスピリチュアル・ペインと呼び、身体的な疼痛と同様に癒していくことをスピリチュアル・ケアと呼んでいます。
http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/main/kaisetsu7.html
私が占いを通して届けたいスピリチュアルについて
まだはっきりこれだ!と言い切れる自分なりの答えはありません。
けれど、宇宙のパワーがどうとか、守護天使がなんたら、ツインレイがどうとか…ということではなくて、肉体やその反応から生まれる精神、感情以外にも、やっぱり私達の心に作用するエネルギーってあるんじゃないかと思うのです。
そしてそれは、「魂」と言われるような受け継がれることもあり、遠くはるか過去も未来にも存在しそうなエネルギーというものなんじゃないかな?と思うのです。
きなこ
じゃなきゃ、医療や科学で全部なんとかできるはずでは?
それでもまだ人類にはわからないことが山程あるのも事実。
それなら馴染み深い「魂」って見えないものがあってもいいんじゃない?
その自分の「魂」を、ちゃんと伸び伸びと取り扱って、健やかに穏やかに、この人生が終わるまで見届けたい。
誰かや何かに矯正されたり、追われたりしながら生きたくない。
そんな気持ちでいるのです。
そうなると…
- 自分で「実感」、「納得」ができる考え方や方針が欲しい
- 誰かや何か、世の中のルールだからと縛られたくない
(でも法やモラルは忘れずに)
きなこ
【自分の中】のブレない軸を見つけたいな…!
それが「魂」という自分の原動力(エネルギー)じゃないかな?という考えに至ったのです。
言うなれば、これが私の思うスピリチュアルな感覚。
星占いがベースなので、星のメッセージとして内面と照らし合わせながら、
『本当はどう感じてる?』
『本当はどうしてみたい?』
を探す星占いをしたいと思って鑑定をしています。
あなただけの指針を知るために。星を使って「魂」を探ってみよう
誰だって「自分は特別」、「自分だけのなにかがある」って、口に出さずとも考えている人は多いと感じています。
それが使命とか役割とか、強い言葉で宿命とか使われてますが、本当はそこまで重くなくて「当たり前」に選んでいける生き方のことなんじゃないでしょうか。
自分らしく健やかで軽やかで、自由に生きて生きながらも、どこかで誰かや何かの役に立つこともある生き方。
毎日食べること、安全に眠れるところを探す時代は終わり(一部地域を除く)、今の私達が生きる世界には、あらゆる物質が溢れています。
もしかしたら、
- 人が多すぎる
- 物が多すぎる
- 寿命が長くなりすぎる
という人類の偉大な発展によって生まれた弊害によって、本来の機能が麻痺しているのかもしれません。
素直に感じられず、便利でありながら不自由を生きる私達。
だからこそ、私も「魂」だなんてものを信じ、伝えていきたいと思ってしまったのかもしれません。
きなこ
けれども絶対に私達はいつかは死んでしまう「生き物」です。
短い人生だからこそ、思うままに生きたいし生きてみたくはないでしょうか?
従来の星占いよりも自由度が高く、『感覚』を大切する星占い。
太陽視点のヘリオセントリック占星術。
読み物のような、ヒーリングのような、ちょっと不思議だけど温かな星の紡ぐ可能性。
ぜひ、今これを読んでくださっているあなたにも、届いたらいいなと思います。
きなこ
終わりの日に笑顔でいられるように。
ぜひあなただけの「魂」の性質、エネルギーの在り方を感じてみてくださいね!
ご興味ありましたら、いつでもご依頼をお待ちしております。