無意識についても書いているように、私達は生まれたときからさまざまな影響を多大に受けて、今を生きています。
そして、
- 何をしたいのか?
- どこへ向かうのか?
- どんな感じ(ペースとか人付き合いとか、時間の使い方とか)でいたいのか?
と、毎日考えては迷い、喜び、挫折し、時に充実感を感じながら、時に心身ボロボロになりながら前へ進んでいくわけですが、残念ながら遠回りをしていまうことの方が多いですね。
原因は、
- 人には考え方のクセがある
- 頭の中で考えるだけでは解決しない
- 感情に流されやすい
ということがあるのではないでしょうか?
この記事ではそんな日常に潜む罠について、紹介してみたいと思います。
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生きづらさの原因に気づくために「考え方のクセ」を自覚する
すでに多くの研究がなされ、「男性脳」「女性脳」では、脳の機能…使い方に得意不得意があるということが知られていますね。
また、性別にとらわれない「外向型」「内向型」という生まれ持っての脳の機能は、どういう状況下でリフレッシュできるのか?どんなことが得意で不得意であるか?が広く知られるようになりました。
ジェンダーについて議論が進む中、意識が男女平等から個人の尊重へ移り変わりはじめ、より一層、「個人の特性を知りたい」という人は増えているように感じます。
けれども、そんなことを考えない(考えなくても生きづらさを感じていない)人やメディアからは、心無い言葉や、売れそうな尖った情報を流行らせて植え付けてくるので、個人個人が持つ特有の性質は上書きされてしまい、人によっては無力感や劣等感を抱いてしまうこともあります。
例えばの例
- 女性脳は地図を読むのが苦手(メンタルローテーション能力が男性の成績より若干低いとの実験結果がある)
- 女性脳はマルチタスクが得意(プロセス思考の共感型。右脳の左脳の連携が強い)
- 男性脳は目的達成が得意(システム型。結論→問題解決が得意。集中して前に進み続けることに長けている)
- 外向型→人と話すことや刺激的なことなど、「心的エネルギー」が外部に向いている
- 内向型→ひとりでじっくり考える、静かな時間を楽しむなど、「心的エネルギー」が内部へ向いている
ですからうまくいかない、生きづらいと感じ辛いなら、まずは何に縛られて行き詰まっているか、足を止めてみることも必要なのです。
脳の性差はあるかもしれないが、一番は「バイアス」がかかっていないか客観視してみる
脳機能については、ホルモンや神経などまだまだ解明されていないことが多く、一般的に広まった情報に当てはまらない人は多いはず。
なによりも、私達は「家族」「地域」「教育」「メディア」から、多くの刷り込みを受けている。
特に今は、スマートフォンが普及し、安いモデルのPCだって増え、いつでもネットで浅い情報に触れられます。
中には最新の情報、真実が紛れているだろうけれど、ネットビジネスも急速に拡大し、無料で閲覧できる9割ほどは2次、3次情報なのです。
「本当に正しい情報なのか?」ということを検証しないで鵜呑みにすることは大変危険で、多くの情報はその先に、誰かの利益が待っています。
- みんなが持っているから「良い製品」だと思う(インフルエンサーのおすすめ商品)
- いまやるべき投資法、ネットビジネス(かんたんに稼げる系)
また、語り継がれている童話や絵本、先人(先輩とか会社の偉い人)のお話だって、「その人、その次代」あってのもの。
確かに過去成果のあった真実ではあるけれど、あなたに当てはまるとは言い切れないのです。
- 就職したら3年は頑張ろう
- 真面目に勤勉に積み重ねてきた努力はいつか報われる
- 手に職(資格)があれば、老後も働ける
なども、働きだしてみるとよく耳にする言葉でしたよね。
きなこ
私の弟は、10年パワハラ上司とおかしな組織体制に我慢しながらコツコツ働いていましたが、やはり鬱(適応障害)を発症しました。
私自身も疑問の残る業務について、1年頑張れば正社員!と粘って働いたものの、幻聴が聞こえるノイローゼに…
体に不調をきたすような我慢は、誰がなんと言おうとやめましょうね!
心地よさを知るために“自分にとって”不要な考えを吐き出し、整理する
毎日頑張っていて苦しい。
理想があるのにうまくいかない。
どうしていいか、もうわからない…。
おつかれさまです。
まずはひと息、休みましょう。
ひとりで頑張りすぎてしまい、オーバーヒート状態ですね。
コツコツ続ける努力ができるからこそ、そこまでがんばれたし、疲れも人一倍蓄積してしまったと言えます。
こんな時は、下の3つをやってみてください。
「がんばれる基準(精神面、肉体面、経済面)」だって、個人差があるのは当然なのです。
(深刻な体調不良、精神不安は、早めの受診を忘れずに!)
疲れた時こそやってみよう
- ゆっくり休む(睡眠はなにより大事)
- 栄養を摂る(食事は多くのホルモン生成に必要です)
- 紙に考えや気持ちを吐き出す
多くの方は、静養することで気力、体力が回復し動き出せます。
それでも“もやもや”が晴れない時は、その原因について手を動かすことで、自分の内面について探ってみましょう。
やりたくないこと、苦手なことから「今の自分」を見つめる
原因となる悩みや、目標がある人は、それをA4用紙や大きめのチラシの裏に書きなぐってみてください。
関連性は無視して、できるだけ思いつくことを全て書き出します。
これだけでも人は小さな脳に詰まっていた考えを吐き出せてすっきりしますから、余裕がある人は、書き出したものについて、対策や方法を考えるとよいですね。
特になにも思いつかないけど、毎日が憂鬱…という方は、「やりたくないこと」「苦手なこと」を書き出してみましょう。
どんなことでもOK!あなたの嫌なことはなに?
- 料理を作りたくない。献立を考えたくない。
- 片付けが嫌い
- 電話が苦手
- むしろ働きたくない
- 子供が苦手
- 靴紐が苦手
- カラオケでは歌いたくはない
- 飲み会が苦手
- 挨拶が苦手
- 抹茶が嫌い
ここであなたが書き出したものの中に、不安や憂鬱を感じさせる答えが眠っているはずです。
もし止める、離れることができるのであれば、対策は簡単ですよね。
ただ、もしも今「生活のためにどうしてもやらければいけないこと」だとするならば、軽減する方法や、リフレッシュする方法を増やしていきましょう。
他人の感情を抱えないで、自分の気持を優先する
エンパス体質と呼ばれる、他人の感情を自分ごとに感じてしまう方もいらっしゃいますが、通常は「気を遣い過ぎ&気にし過ぎ&想像し過ぎ」で、他人の感情を背負ってしまい苦しくなっている場合が多いです。
こんな人は気をつけて
- HSP気質(繊細)
- サービス業
- 家族、兄弟が多い長子
- 長年ブラック企業に勤めていた(務めている)
- 感受性が強い
- ネガティブな想像力が豊か
きなこ
私のせい!?と思ってしまう優しい人、周囲に気を配れる人ほど、「他人の感情の出どころを想像」してしまったり、共感してしまい苦しくなってしまいます。
『自分の機嫌は自分で取るもの』。
少しだけ、相手と自分の境界を意識してみましょうね。
心地よく生きるためには、あなたの現状を観察し削ぎ落としてみよう
ごく一般的な「生きづらさの原因」についてご紹介しましたが、あなたはどれくらい見に覚えがありましたか?
人は目に見えないものに簡単に振り回されてしまいます。
ただ、「目に見えないこと」全てが悪いものではないんです。
- 美しい景色、芸術、音色
- 豊かな味わい、香り
- 暖かな人のぬくもり
生まれ持って「感じ方」への違いは確かにあり、この『感じるセンサー』の精度によって、その人の中で重要度が違うのです。
思い遣りは確かに素晴らしいのですが、それは「自分を犠牲にしたり、我慢すること」ではありません。
他者を大切に、決まりを守り努力できるあなただからこそ、もっと「あなただけの気持ち、感覚」を優先して、無理のない生き方をしてくださいね。
私の「センサー」はどんな星の影響を受けている?
HSPや内向的と呼ばれる人に多い、「感受性」。
私が扱っている「ヘリオセントリック」占星術では、「金星」は「五感」を、「地球」は「体感」の機能を持っており、この星との縁が深いほど、「才能」として社会でも活躍する役割を有している方がほとんどです。
そして誰もが「魂」に、星と交わした約束…「役割」を持っているという前提で占う「ヘリオセントリック」。
自分の「魂」の性質も知ることで、よりあなたの毎日が「生きやすく」なるかもしれませんね。
自分にはどんな星と縁があるのか知りたくなったら…
簡単に調べる方法は、こちらのページでご紹介しています。
→ヘリオセントリックの角度から読む「役割」
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