【まとめ】ふり返り星読み_2022年12月の星の会合

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地球視点ではなく、太陽視点で見つめる占星術…ヘリオセントリック。

ヘリオ(略)では、「月」は地球の衛星として見ますので、日々の調子などを見るポイントになりません。かわりに「地球」を含めた太陽系の星々の配置から、どのような影響があるかを考えます。

「ふり返り星読み」とは、私が使用しているヘリオセントリック占星術(天体と角度のみで体感をメインに使う太陽視点の占星術)を用いて、星々からどのような影響を受けているか知る方法です。
(※このヘリオセントリック占星術は、星読み協会の森野卸土日古先生の占術です。)

詳しくはこちらのブログで解説してます→「ふり返り星読み」で“縁のある星”を探してみよう

あけましておめでとうございます!

この「ふり返り星読み」は、過ぎ去った日に実際に感じた「体感」や「できごと」をとおして、あなたの持つ星との繋がりや世界への影響を検証するために綴っています。

そのため、昨年2022年のことを取り扱っておりますが、私自身もすっかり忘れている時に限って、イベントとして扱える面白いことやツイートをしていることが多々ありました。

このブログにこうして書き留めていくことで、より一層に『そういうものだわ』という認識が根付いたなぁと実感しています。

こうしてこの記事を読んでくださっている皆様は、どのように感じておられるでしょうか?

ゆっくりと歳の瀬をふり返ることができた方。
また、人々の慌ただしさを見送るように、年末も変わらずお仕事されていた方。

どんな日常を過ごされていても、私達は平等に宇宙の一部であり地球の一部にほかなりません。

新しい1年に想いを馳せるのであれば、ぜひ、過ぎ去った日々の中に埋もれていた出来事や感情を思い出しながら、新しい目標や行動方針を練り上げてみてくださいね。

「ふり返り星読み」

太陽中心の星占い「ヘリオセントリック」。

一般的な「星占い」とは少し違った、視座の高い「太陽視点」のこの占い。
私達の自我の遥か頭上、そして個々人が持つ思想や観念といった「当たり前」に当てはまらない感覚に訴えかけるこの占いは、時に理解できぬ出来事やヒントを与えてくれます。

水星から冥王星までの9つの天体が成す角度を「星の会合」と呼び、その角度を成した星と角度の意味から、その日の雰囲気やテーマを読み解きます。

きなこ

きなこ

運勢を読むように、あらかじめ‘こうだろう’という予測や準備をするのではなく、ただ過ぎ去った日々をふり返ることで、何気ない行動や想いのカタチが浮かび上がります。

ぜひ、新しい目標や目的意識を立てる際に、あなた自身が持つ傾向や惹かれやすいエネルギーの一端について、意識してみてくださいね。

※星の意味については→ヘリオで使う9つの天体が伝える「魂」の目的とは?

それでは2022年12月について、ふり返ってみましょう。

きっと、後々になって「あの時のアレはこれのことだったんだ…!?」という、伏線回収の楽しみとなるはずです。

きなこ

きなこ

個人的には、改めて「好き/嫌い」といった、単純な嗜好だったり、「生きること」について考えることが多かった月でした。

私は「火星✕海王星」の結び(0度)が1番強いのですが、他にも細々としたサポート的「役割」を持つ星の繋がりがあるため、それらをふと思い返すきっかけを得たことが、1年の締めくくりとして良かったかなと感じております。

ヘリオセントリックで読む2022年12月の「星の会合」

夕方になると、あっという間に星が煌めく暗闇が訪れる12月。

人の集まるところでは、きらびやかなイルミネーションが視線を集めクリスマスカラーが強い月でしたね。

私の楽しみは、そんな沸き立つ人々を避けて、ビルの隙間から月や煌々と光を放つ木星、火星を見つけることでした。

きなこ

きなこ

実は初めて、軽トラで販売されている焼き芋を買って食べました!トロットロで、あっつあつのお芋が美味しくって、食べながら星空を眺めたことは、この歳にしていい思い出です(笑)。

どこで何をしようとも、頭上では数え切れないほどの星々が静かに瞬いている…

帰り道に、夜空を見上げながら、ついついニヤけてしまっていたのですが、田舎で本当によかったなと思いますね。

また、12月22日は冬至。
1年の中で、日の出から日没までの時間が1番短くなる日であり、一般的な星占い(ジオセントリック)では、太陽が「山羊座」のサインに入ったことを知らせる日です。

春分の日は、その年の傾向や雰囲気を知ることができ、夏至・秋分・冬至では、該当日から3ヶ月ずつの傾向や雰囲気をより細かく知らせてくれます。

もちろん、ヘリオセントリックでもその傾向は知ることができますが、物質的に認知できる事象を読むというよりも、社会全体を包む精神的な傾向を感じ取ることができるでしょう。
(※具体的な世界情勢や相場、日本の情勢などを知りたい時は、ジオセントリック占星術(一般的な天動説を用いたホロスコープ)を使いましょう。)

占い好きさん

占い好きさん

冬至は12月だから…次の春分(2023年4月)までの3ヶ月(12月22日〜3月22日頃まで)のスピリチュアルな雰囲気がわかるのね!

ご自分のヘリオチャートがわかる方でしたら、自分と‘縁のある星’が、この時期にどんな星と角度を成しているか?や、どんな星と関係しているかなどを見ておくと、あなたが反応したり影響を受けそうな雰囲気が掴めるかもしれませんね。

きなこ

きなこ

※この「冬至」のヘリオセントリックチャート図についても、後ほどお伝えしてまいります。

12月の「星の会合」一覧

※結び → 0度(コンジャクション)
※開き → 180度(オポジション)

  • 4日  07:15頃 「水星✕冥王星」の結び
  • 8日 14:30頃 「地球✕火星」の結び
  • 12日 10:00頃 「水星✕土星」の結び
  • 18日 00:00頃 「金星✕冥王星」の結び
  • 19日 10:00頃 「水星✕海王星」の結び
  • 22日 22:30頃 「水星✕木星」の結び
    ※冬至
  • 29日 08:45頃 「水星✕天王星」の結び

★満月→12月08日 13:09頃(月は双子座)
★新月→12月23日 19:18頃(月は山羊座)

「結び」→一体となる、ひとつになる、融合、活性化、到達点、和解、信頼、幸福 など

「開き」→葛藤、向き合う、刺激し合う、問題提起、試行錯誤、活性化、スタート

角度の意味について詳しく知りたい時は…
→ ヘリオセントリック占星術│角度から読む「役割」

2022年12月の気になる「星の会合」について

全部で7回という少なめの「星の会合」ですが、全てが結び(0度・コンジャクション)のため、実感しやすい「ヒント」に溢れていたのかもしれませんね。

知的活動を象徴する「水星」をきっかけに起きるため、「情報、コミュニケーション、伝達(ネットやSNSなど)」に始まり、唐突な「閃き」や、分析力への向上など、あなた自身か、または周囲の人々のそのような言動によって、‘気づき’を得たかもしれません。

ちなみに「水星」自体は、公転周期が88日と1番早い惑星のため、毎月どこかの星と「会合」しています。
ですから『とても珍しい』というわけではないのですが、気になるのは、ジオセントリックでも極端な変化を暗示する「冥王星」との結びつきつがあったことです。(12月4日「水星✕冥王星」の結び)

冥王星の持つ象意

・衝撃的な変化、変容
・破壊と再生、創造を必要とする事象や心境の変化

(生と死、秘教的、宇宙、究極的など)

これは、「冥王星」の持つ代表的な象意であり、ヘリオセントリックでもジオセントリックでもあまり大きくは変わりません。
これは、地球からもっとも遠く離れ、太陽系の中では1番「宇宙」というものに近いために、人々の古来からの概念や観念による脚色が少ないからなのかもしれません。

強制的で絶対的なパワーの前では、人は為す術もなく身を委ねるしかありませんが、圧倒的だからこそ、そこから何を感じ、どのように解釈するのか問われているように思います。

そしてそのタイミングは、18日にも訪れました。

12月18日「金星✕冥王星」の結び。
→幸せや喜びの定義に対する突然の転換。変貌。

『これが私の喜び!』というものに対して、「絶対的な確信」を得た方もいれば、本当に望む姿は全く違っていた!と衝撃を覚えた方もいたかもしれません。

あなたが見聞きしていたこと。当たり前に関わっていたこと。好きだと思っていたことや、人。
スキャンダルとして目に飛び込んだものもあれば、偶然のようにその存在に触れ、予想外の幸せにその五感が喜びに満たされたかもしれません。

きなこ

きなこ

ちなみに「冥王星」のような火星より遠い星(木星、土星、天王星、海王星)は外惑星と呼ばれ、公転周期が長く動きが比較的遅い星たちとなります。

これらと内惑星(水星、金星、地球、火星)が結びつく時は、該当する「星の会合」の前後2〜3日から影響を受けることが多いです。

◇実は大変個人的な話としましては、「全部をリセットしたい」「今ある縁は求めているものではなく惰性ではないのか?」という自問自答のピークだったように思います。

・本当に心地よく、今後もずっと関わっていきたいもの(または人)
・常識や一般論、定説などよりも、自分の気持ちが満たされるもの

を、見つめる時期であり、かなり重苦しく悩んだなぁという印象です。
(※私の場合です)

ほかにもTwitter上で呟いた「星の会合」に関することがありますので、何か感じるものや、目にとまる出来事がなかったか、思い返してみてくださいね。

12月4日「水星✕冥王星」の結び

12月8日「地球✕火星」の結び

12月12日「水星✕土星」の結び

12月22日「水星✕木星」の結び

12月29日「水星✕天王星」の結び

2022年12月22日の冬至をヘリオセントリックチャート図で読んでみる

こちらはヘリセントリック(太陽視点の星占い)で出したチャート図です。

左側に偏っており、実際に天体の角度を見てみると、180度(開き)がなく、この角度以下の「狭い角度の多さ」が目に留まります。

また、影響力においては、角度の誤差(オーブ)は〜2度を1番強いものとし、〜3度くらいまでを見ることが多いのですが(紫で着色された度数)、「72度(良縁)」が1番多く、「90度(柱)」「45度(筋交い)」「30度(サポート)」「150度(客観性)」といった、『その場にとどまり、今起きていることや今繋がっている人々と協力する』という雰囲気が強いように思われます。

なおかつ、影響力を持つ角度は「火星」「木星」「土星」「冥王星」に多くありますから、『人々と協力する』『維持する、調和させる』『もっと濃度が増す、集中して向き合う』というテーマについて、【熱量を感じる強い想いを動力に、実行するしかない】といった、力強さが浮かび上がっています。

気になるヘリオチャートで読む冬至のポイント

  • 大きな変動、変化を起こすというよりは、「今、既に起きていること、存在しているもの、関係していることや人と密接に関わっていくことで乗り越える」地固めの雰囲気
  • 72度の「良縁」の象意を持つ角度は、「火星✕木星」と「水星✕冥王星」。それぞれにとって必要な出会いから学んだり、知識を得たり、人脈が広がるなどして親密なコミュニティや団結力を生みだそうという‘流れ’が人々の意識の根底に出てくるのかも
    ※特に外惑星同志となる「木星✕冥王星」は、‘団結して真実を追求する’といった意識をイメージさせてくるかもしれませんね。
  • 「火星✕海王星」の90度は「柱」という中枢を支えるエネルギー。癒やしや幸福の提供は、保護や庇護、ボランティア精神のような「暮らしや命を守るため」に人々の魂に打ち込まれるのかも…
  • 「現実的に‘そうではない’。根本的に解決するには実際に起きたことを深く検証する必要がある」と言わんばかりの「地球✕冥王星」の150度(客観性)。地球は現実化であり、物質として確かに存在し、体験・経験できるものを指すため、私達が私達の体で実感した事柄について、【ほんとうなのか?】という直観を発揮してゆきそう

きなこ

きなこ

これはまだ三ヶ月経過する前に、私がイメージした読み方のため、現実世界での三ヶ月後ではまた違った現れ方、捉え方がされるはずです。

ヘリオセントリックはあくまでも、物質に直結しないエネルギー(魂)の姿を紐解くヒント。

今感じていること、悩んでいることが、「物質として人が存在する現実社会での影響によって生じている」のか、はたまた「生まれながらに備えているエネルギーの性質的に現実と相容れていない」ために起きているのかは、よく観察してみましょう。

2022年をとおして思ったこと『とにかくあなたの魂の声を聞くことやめないで!』

よりよい暮らし。
よりよい評価。
より「よい」と呼ばれる全てのこと。

これらは時代に合わせて変わりゆく価値観であり、人が生きていくために設けたルールです。
そしてそこには、「肉体」という終わりある生命であるために必要なルールが存在しています。

肉体の性質
・肉体に紐づく周囲の環境や状況

誰でも地球に生まれ出た時には自由に選べないし、その全容を知ることができなかったことばかり。
必死に生きて真似て、学んで、生き延びてきたわたしたちは、この「人生」というものに対して、いつしかより一層、その「枠の中」で具体的かつ効率的に成功を納めるためのヒントを求めはじめました。

けれども、その「成功」自体が本来「魂」が欲しているものでないとするならばどうなのでしょうか?

たぶん、そこにぶつかってどうしようもなくなった人が、いつの世にも現れたからこそ、哲学や占いはなくならず、こうして私もその叡智を求めてしまったのかもしれません。

そして私は、そのヒントが「ヘリオセントリック」という、太陽視点の抽象的でありながら、無限に広がる可能性を想像する星占いからも『手に入れられるのではないだろうか?』と感じ、このように星からの影響を通して、各々の魂の姿を見つめるということをお届けしてまいりました。

ですが、この1年を通じて思ったのは…

きなこ

きなこ

結局は、幸せに楽しく苦痛なく生きられたらそれでいいよね!!!

という、なんだか身も蓋もないことでした。

なぜなら、解決されない悩みが生まれるのは「答え」の定義が見つかっていないから。

  • どうしたらいいのかわからない→どうしたいかわからない

着地点が見つからないのは、目的地が見つかっていないからです。
では目的地を見つけるためには何が足りないのでしょう?

「目的地を定義する動機」

これじゃないでしょうか。

本来の「生きる目的」とはとても純粋なものなのでは?

楽しいから。
幸せだから。
面白いから。
行ってみたいから。
やってみたいから。

「〜したいから」という「あなた発信の動機」。

決して、「私は〇〇という生まれだから/〇〇ということが得意だから/〇〇だと言われたから」というような、他者や状況や環境起点の理由ではないもの。

そんな純粋で、根源的な「魂」としての欲求。
それが、このヘリオセントリックという手法で浮かび上がるエネルギーなのだと思います。

仕事とか結婚とか、あり方が素晴らしいと『みんなが思い込んでいるイメージ』。
世界や世代、国や宗教の持つ普遍的テーマというものですね。

これが本当に、生きづらさを解決する「正しい選択」であるならば、こうして私達は悩むはずもありません。

矛盾や時代錯誤といった‘なにかしらの問題’があり、万能ではないことを「魂」がきっと知っているから苦しみを感じるのでしょう。

魂の目的を知るために

あなたにとっての「当たり前」が、すんなり受け入れられる幸福を生み出すものなのか?
・それとも「当たり前」なのに苦しみを生み出しているのか?

他者を踏みにじるようなモラルに反したことではなく、それぞれがそれぞれの幸せを尊重しながら、全体の幸福レベルがあがればいいですよね。

そのためにも、こういった「単純」な原始的なことについて、今は見つめることが大切なのかもしれません。

きなこ

きなこ

誰もが誰かの言葉や価値観を踏まえながら、その枠に「なんとかはまろうしている歪さ」に気づいていない…のかもしれませんね。(私を含め)

無理にあなたのカタチを変えずとも、そもそも「ほんとうは望んでいなかったこと」に向かっていたことに気がつくだけでも、ずっと簡単でラクなお気持ちになれるのではないかと思います。

ちょっと長くなりましたが、2022年をとおしてこんなことを考えた次第です。
そして今後も、そんな私と同じように思い悩んでいる方の「ヒント」となるような気づきを、星をとおしておつたえしてゆければなと思っております。

どうぞ2023年も、よろしくおねがいします。

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